現像失敗 T-MAX100

キューバに行った時、白黒フィルムは7本撮影しました。
内、5本のT-MAX400を二日に分けて現像しましたが全て順調でした。
数日後に、残り2本のT-MAX100を現像したところ、2本分70枚中40枚ぐらいが、真ん中部分が黒っぽい(露出アンダー)写真になってしまいました。(下記写真)また、空に横筋のムラが出ているものもありました。
e0303566_11212476.jpg





この原因として、
1)現像液(1:1希釈)の撹拌が悪かった
2)停止液は使用済みのものと新しいものを半々で混ぜて使った
との仮説を立てました。
私はLPL L40221 プラスチック現像タンク 5041とプラスティックリールを使っています。
わずか数日前のT-MAX400では問題無かったのでリールの形状変化とは思えません。
同時に、フィルムの巻き方に問題が(2本とも同じように)あったとは考え難いです。

今日、その仮説に基づき対策を立て試験現像をしてみました。
対策1)希釈撹拌をシツコクした(原液は前回の失敗時のものと同じものを使用)
対策2)新鮮な停止液のみを使用した
念のためにカメラも変えてF6(前回はF3)で撮影しました。

結果は、前回より大分良くなっているが1本分36枚中6枚ぐらいが真ん中部分少しアンダーな写真になりました。(下記写真)
e0303566_11224762.jpg

更には、真ん中のアンダーは無いが、帯状のムラが入った写真もありました。(下記ニコンの上から右にかけて、さらに次のコマのコンタックスの左から右上にかけての帯状のもの)
e0303566_11232425.jpg

e0303566_11242395.jpg

撹拌ではなく現像液そのものが悪いのでしょうか? またはフィルムそのものが悪い(アメリカ通販で購入)のかもしれません。以前アメリカの強力なX線検査にやられた経験がありますが、そのときはこういう状態ではなく全体にコントラストの浅い超ネムイ現像になったので症状は違うように思います。

このままでは安心して撮影できません。後日更に詳しく調べてみますが、諸先輩方からアドバイスいただければ幸いです。
Commented by サムスル at 2013-02-25 12:18 x
コダックのフィルムの時は、定着液の劣化が早いような気がします。
一回の現像で、4セットくらいしか使いまわしをしません。
Commented by photosuke at 2013-02-25 12:28
う~ん、なんでしょうね。
露出アンダーがカメラのせいでないとすると、アンダー部だけ現像が進まなかったということですよね。
以前、ローライフレックス(カメラ)のフィルム装てん部分にブローニーの紙切れが混入して、
写真に写りこんだことがありました。昨日の撮影では髪の毛が入っていたみたいで、
写っていますorz
私が最近恐れているのが、ブローニーの話ですが、ブローニーフィルムの紙切れが
タンクに混入したら現像結果も大荒れだな、ということです。
リールに巻いたフィルムの間隔が部分的に狭くなっていた(くっついていた)のでなければ、
攪拌時の現像液の流れを邪魔する何かしらのものがタンクに混入したとか?
停止液については、停止が進まない場合、現像が進むということなので、
結果はハイキー気味になるのかと推察します。
Commented by MADAM at 2013-02-25 15:25 x
文字数制限にかかるので、分割します。
その1

サンプル写真を拝見すると、明らかに現像ムラですね。
原因としは、①撹拌不良 ②現像液の劣化 が考えられます。
リール式(ノンベルト式)で巻き込んだフィルムを密閉タンクで現像するという前提にします。

①撹拌不良
 撹拌をやり過ぎると、フィルムエッジ(パーフォレーションのある外側)に渦ができ、そこだけ現像が進行が早まりますので、相対にフィルムセンター部(画面の中央部)が現像不足状態となり、真ん中が抜け気味、外側が濃いネガになります。これを通常観賞する反転ポジ状態にしますと、真ん中が濃く、周辺部が白っぽくなります。
 反対に撹拌が足りないと、現像液の流動がなくなり、フィルム画面中央部の現像液劣化が周辺部より進み、新鮮液の恩恵を受けるフィルムエッジ部に比べ、相対に現像の進みが遅く撹拌のヤリスギと同様の結果になります。
 この現象で見られる結果は、35mm横位置で、天地が薄く、中央に行くに従い濃くなることと、濃度差がベルト状に見えることです。
 理想としては、フィルム面に均等で適度な液流があること、現像液の濃度が均一であることが必要です。
Commented by MADAM at 2013-02-25 15:25 x
その2

②現像液の劣化
 基本的に現像液の劣化があると現像進行が遅く、またハロゲン銀化能力が落ちますので、全体に薄く眠いネガになります。
 また、このように劣化した現像液では、①の撹拌ムラ効果を倍加する悪さをしますので、使用済み保管液で現像をする時には、時間延長とともにより慎重な拡販操作を求められます。
 現像液はT-MAXデベロッパーでしょうか、D-76でしょうか。いずれにしても、5本目から現像時間を1分延ばすように求められているはずですし、1L当りの現像本数は8本となっていると思います。T-MAXは液の疲労が早いので、+1分は4本目から、1Lあたりの処理は6~7本限界にするのが賢明だと思います。
Commented by MADAM at 2013-02-25 15:26 x
その3

★対策
①現像液の劣化に伴うバラツキ排除のため<ウナギのタレ方式>(使用液に新液を継ぎ足しながら繰り返し使う)、<希釈現像>(常に新液を使う前提で水で希釈し、現像1階で捨てる)などの方法が考えられます。
②撹拌ムラ対策では、実はお仲間にも一家言ある方が多く、断定的な王道はありません。皆さんご自分で工夫されています。

☆参考情報
私が個人的に標準でやっている手法をご紹介します。参考にしてみてください。(D-76)
現像液: 1:1希釈の使い捨て
 常に新鮮液なので、劣化パラメータを考慮しなくてよい。いつも同じ時間現像。
 使う直前に冷水、温水で希釈すれば、目標設定温度へ楽にもってゆける。
 D-76原液現像の指定温度・時間に対し、+3℃で原液と同時間の現像ができる。
Commented by MADAM at 2013-02-25 15:26 x
その4

撹拌: 最初30秒間は連続、以降1分ごとに10秒間、10秒間で8回の転倒撹拌
 液は空気を残さないようタンク内を満たす。
 転倒は一気に逆さにし、一気に戻す。これを10秒で8回やるから、結構激しい。
 ただし、気泡ができそうなほど強く振ってはだめ。
 転倒方向によるムラ防止のため、タンクは1回ごとに90度右回りに持ち帰る。
 感覚的には、液の中でリールが動くことによる対流を期待する。(水の抵抗があるので、ゆるりと動きます)

あくまでも参考ということで・・・・
Commented by MADAM at 2013-02-25 15:46 x
ちょうど私のブログで40年前のモノクロ写真をアーカイブでアップしていますが、
これには激しい現像ムラがあります。 ベルト式現像タンクでの撹拌不足の失敗サンプルです。
私も同じ失敗で、しょっぱい涙を何度飲んだことやら・泣
Commented by keizo-f at 2013-02-28 10:00
サムスルさん、私は定着液は3回がMAXですね。
この現像は新しい定着液でやりました。難しいです。
Commented by keizo-f at 2013-02-28 10:03
photosukesさん、確かにそのロジックで言えば停止液のせいではなさそうですね。異物とかホコリの混入には少し無頓着になっているかもしれません。何事も慣れた頃が一番危ないかもです。
Commented by keizo-f at 2013-02-28 10:05
MADAMさん、丁寧なアドバイスありがとうございます。
撹拌の仕方についてはこれまでと何も変えていないので、
まずは現像液の劣化を疑って検証したいと思います。
その結果を見て次の対策を考えます。今週末が決行日です。
by keizo-f | 2013-02-25 11:27 | Comments(10)

メキシコに引っ越してきました。
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